おいしいぞコンディ 頑張れテディ
■コンディ、招かれざる客
ちょっと本館のメディアウオッチとかぶる部分もあるんですが、こちらで書いてしまいます。
今英国はコンディことコンドリーサ・ライス米国務長官の訪英であわただしいです。なんでも、去年ジャック・ストロー英外務大臣が米国に招かれたお返しに、今回はストローがコンディを自分の選挙区に招待したということなんですが、訪問するのがリバプールとブラックバーンなんですよ。
先ほどテレビで見たら、なんとコンディがEwood Parkのピッチにいるじゃあないですか! それも、左隣はストローだからいいとして、右隣はマーク・ヒューズだ! この写真を見よ!
(ここには写ってませんが、スーツでびしっと決めたアンディ・トッドもいました)
さらに驚いたのは、ヒューズがコンディにプレゼントしたブラックバーンユニ。ご丁寧にも背中には「RICE 10」の文字が入っている。よりにもよって10番だよ10番。
すごいな……サービスしまくりだ、ストロー。
と思ったんですけど…
コンディは今日ブラックバーンの試合を見るためにわざわざ土曜日にかけて滞在することになってたんだそうです。ところが、試合が月曜に延期されちゃって見れなくなったんだそうです。サービスするなら、練習試合くらい見せてやるとか、試合日程変えるとかしてやればいいのにとも思わないでもないけど。
仕方ないのでユニだけ今日もらって、後でストローがビデオを送るらしい… 絶対見ないよね(笑)
大体サッカー見たことあるのかねこの人。もともとピアニストになりたかった人だしねえ。
ストローは、好きなんです。なんか優しそうなおじいちゃんでしょ。英語もきれいだし。
コンディの行くところ、必ず激しい反戦デモが起きます。今日もブラックバーン周辺のイスラム系民族によるデモが起きてまして、モスクの訪問予定が取りやめになったそうです。たださすがに鉄の女、「抗議行動には慣れてるし気にしないわ」だそうです。ははぁ。
そういえば思ったんですけど、ストローの選挙区がマンチェスターじゃなくてよかったよね。コンディがオールド・トラフォードに来ようものなら、反グレイザー派と反イラク戦争派が結託して抗議行動で盛り上がったに違いない。2つの異なる主義主張を持った人々が、ただ反米という目的だけで強く結託し、「USA! USA!!!」と声をそろえただろうーなー。それはそれで見たかった。
■All our yesteddys
今朝、会社でこの新聞読んでて、いきなり1行目でのけぞったんですが…
「彼は、イングランドがW杯で優勝する3ヶ月前に生まれた」
おいおい、いつの話だよー!
彼とは、イングランドが誇る名選手にしてハマーズのキャプテン、テディ・シェリンガム。なんとこの日曜日に御年40歳におなりだそうで…すごい、すごいよ。全然見えないよ。
今でも、17の時(20年以上前です)ミルウォールでデビューした時と同じくらいの情熱を持ってやってるよ。
でも、なんで俺のことをそんなに注目するのか分からないんだよね。だって、俺の父親は66なんだけど、今も1週間に5日は朝にテニス、夕方にスカッシュをやってるんだぜ。母親は、年は言うと怒られるんで言わないけど(笑)、彼女も雨が降ろうが風が吹こうが週に5日はゴルフコースに出てる。
それに比べりゃ、俺が週に1回とか2回とか試合に出るのなんてたいしたことじゃないと思うんだけどな。
だから、俺のことは年齢じゃなくて、プレイから判断して欲しいんだ。
これまで20人の監督の下でプレイしてきたそうですからすごいですよねえ。生き字引だね。
シアラー叔父だってまだまだ行けると思うんだが……。