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2008.05.30

目標は「みんなに好かれる楽しいチェルシー」

Chelsea are on war footing(The Sun)

 グラントのインタビューらしいのですが、チェルシーには3つの目標があったんですって。

“One: Reaching the Champions League final. Clubs with half the budget, such as Liverpool, reached the final a couple of times.

“Two: Improving the quality of our game and changing our image. We are living in the era of TV and internet. Chelsea want to be everywhere and therefore must change the quality of play.

“Three: Finding a solution to the problems and atmosphere in and surrounding the club.

“The club is overshadowed with constant wars as part of its strategy. The coach fights with the owner through the papers, fights with other clubs and other managers.

“It is an atmosphere which has not contributed to the club’s image. So we had decided on a different path to transform Chelsea to the most attractive and supported club in the world in the next two, three years.”

 あとで訳しますが、最後の3つ目…

はあ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 としか言えません。

 それから、グラントがあとがまについたとき、スティーブ・クラークは「あなたと仕事ができるかどうかわかりません」とめちゃくちゃ正直に言ったらしく、それでグラントは「こいつはキープしよう」と思ったんですって。

2008.05.30

テンカーテまで解雇

CHELSEA PART COMPANY WITH TEN CATE(公式)

Ten Cate sacked as Chelsea coach(BBC)

 すごいびっくり…
 新しい監督にとってテンカーテが邪魔になるとの判断だと思いますが、それじゃなんでそもそも呼んだのか。ほんっとうに、長期スタンスでグラント体制で行く(その補助にテンカーテをつけた)ということだったのだろうか?

 マンチーニも正式に解雇されたみたいだし、そっちとやっぱ歩調を合わせたものと思われても仕方ないわな。
 ほんとに来ることになったら、またイタリアンなチェルシー路線に戻るのかしらね。

 本決まりじゃないけど、インテリスタの方々はどう思っているのかな。
 いくら世知辛いイタリアでも、3連覇して解任って、心情的に納得がいきませんが。リバプールに負けた時にとち狂って「やめる」と言ってしまったのが直接の解任理由だそうですが、いかにもとってつけたような理由。モウさんがon saleじゃなかったら、たいした問題にはならなかったような気がします。

2008.05.29

England 2-0 USA ~ジョン・テリー、チェルシーファンに捧げたゴール

“That goal was for all the Chelsea fans for last week,” he said. “It’s been a difficult week since what happened in Moscow but getting back into the routine has been a massive plus. I’m a big man and I can take what happened.

 あのゴールは先週のチェルシーファンに捧げたゴールだよ。あのモスクワ以来、大変な日々だったけど、また日常に戻れたのはすごくいいことだ。
 僕は大人だし、起きたことに対して責任を持ってやれるんだ。
(ジョン・テリー)

 勝ちました。
 それに、先制点はベッカムのクロス->テリー君のヘディング、でした! すばらしい結果です。
 しかし、Player Raterはジェラードのほうが上なのかよ! あんたらどんだけジェラードが好きなのよ!
 いやそりゃ、私はジェラードを愛してますけど、こういう時はなにか複雑なものを感じます。

 テリー君、決めたんだけどなんかやっぱり浮かない表情ですね。そりゃ、これでいきなりけろっと忘れてしまうようなら苦労はしないでしょうが。新監督も決まっていないし、良いとは言えない精神状態でよく仕事をしてくれたと思います。
 ジェラードも、ゴール入れたのに全然うれしそうじゃないですね。まあこの人は今に始まったことではないですが。

 USAは調子よくなかったみたいなんで、点の上では快勝かもしれませんけどそれなりに批判もあるようです。ジェラードのあれは流れの中からの得点だったけど、テリー君のはいつものベッカムのFKからで、ドイツW杯でも見たようなシーン。
 勝てればそれでいいんだけどさ。


Terry is natural leader – Capello
John Terry is always John Terry, in good moments and bad. He has good charisma for other players, he is a natural leader

良い時も悪い時も、ジョン・テリーは常にジョン・テリーだ。ほかの選手に対して良いカリスマであり、生まれながらのリーダーである。
(カペッロ)

 ってそんなことはうちらとっくに知ってます(笑)

2008.05.29

我那覇問題 誤訳じゃなくて読みが足りません

Jが裁定文誤訳?我那覇問題まだゴタゴタ(スポニチ)
Jが我那覇に謝罪もCAS裁定には不満(ニッカンスポーツ)

 語学に興味があるので、探してみたら原文の英文が見つかりました。pdfですけど。

 全訳はめんどくさいのでやりませんが(要望があればやります)、一番重要な点は

Jリーグの鬼武健二チェアマン(68)は28日の会見で裁定について「(我那覇が受けた点滴が)正当な医療行為かどうか明らかにならなかったことが残念」と不満を示した

 であって、これについては

a legitimate(合法的な)
medical treatment(医療行為)

for Mr. Ganaha
within the meaning of the 2007 WADA Code(2007 WADA(世界アンチ・ドーピング機関)規約に基づいた)

 とスポーツ仲裁裁判所(CAS)は明らかに書いていますよ。

 ただし、ネイティブに聞いてみたところ「CASでは合法だと判断するけど、だからといってJリーグを批判しているわけではない」そうで、別に強い調子では書かれていないそうです。なぜなら、

at that time of the facts,the J League had not adopted those provisions of the WADA code which related to sanctions.
当時のJリーグでは、制裁に関するWADAの規定を批准していなかった

 からです。
 平たく言うと、「WADAの基準では合法だけど、Jリーグは当時違う基準に則っていたからねえ…」ということ。
 こういう場合、どうするんでしょうね。

 重ねて書きますが、「今回のケースがドーピング規定違反か否かの判断がされなかったことへの不満」というのはおかしくて、CASは「ドーピング規定には違反していない」と判断してるんです。ただ、Jリーグの当時の基準は違っていたということなのです。だから「Jリーグの判断が間違いだったとは(CASは)言ってない」わけです。「どっちが正しくてどっちが間違っている」と言っているわけではなく、単に「WADAとJリーグ、お互いの基準が違いますね」と言っているだけ。
 どっちを採用するかというところが焦点なんですよ。

 ただし、最後のほうに

The panel also noted that the J-League had not taken adequate action to specify the detailed conditions, both substantial and procedural, to determine what is legitimate medical treatment.
(Jリーグは、規定上そして実際に「合法的な医療行為とは何か」ということを、詳細に特定するという適切な処置をとっていなかった)

 と書いてあります。
 説明されていないので、我那覇選手としても

Mr. Ganaha had no capacity to evaluate the professional judgement of the treating medical practitioner.
(医療関係者の行う治療に関する専門的な判断を評価する能力がなかった)=何がドーピングにあたるからいけない、と判断できなかった

 わけです。そりゃそうですよね。
 判断しようにも判断基準が与えられてないのでは、不可能なわけです。
 この点ではCASははっきりと、Jリーグを批判していると思います。

The CAS arbitrators have added that even if they were to reach a conclusion that Mr. Ganaha had committed an anti-doping violation by using a prohibited method, he should not be sanctioned as he bears no fault.
(彼らがもし、我那覇氏がドーピング違反を犯したという結論にいたったとしても、我那覇氏に落ち度はないのだから制裁されるべきではないということを追記しておく)

 CASが言っていることはかなり明確だと思いますよ。配慮はしてあるけど。

※(語学的な)追記
 英文の「Whilst the CAS Panel might be minded to accept that…」の部分が文法的によく分からない人が多いみたいです。判決文などによくあるちょっと持って回った言い回しみたいで、「might be minded that…」は「might be inclined that…」と読み替えてよいそうです。で「incline」は「傾いている」という意味なので、「~したい気がある」「~する意向がある」とかいう意味になります。つまり「CASは、我那覇選手の受けたのは合法的な医療行為であると認める意向がある」と読めます。
 共同電で「CASは本件の状況下で、2007年のWADA規定では我那覇氏への点滴が正当な医療行為だったと認める心証を持つことができる」と訳しているのは、分かりやすく書くとそういうことです。共同電は、裁判用語なのでそういう難しい書き方にしたのかもしれません。私は専門用語は分からないので、英語をそのまま平易な言葉に訳しているだけです。

2008.05.29

カペッロ「テリーよ、泣くのは恥ずかしいことではない」

Fabio Capello tells John Terry it’s ok to cry(Mirror)

試合が続いている間の選手や監督は強いものだ。しかし、それでも人としての感情抜きには語れない。
私も個人的に、ピッチで泣いたことはある。ミランにさよならを言った最後の試合が終わったあとだ。今となってはいい思い出だ。

テリーをキャプテンにすることは、CLの決勝の前から決めていた。
彼とは話をしたが、ペナルティの話をしたのではない。彼の気持ちがどんな状態なのか知りたかっただけだ。
偉大な選手にも、ペナルティを失敗した選手はいる。バッジオ1だって、バレージだってしくじった。

 この時のバッジオは足がつってたそうですし、テリー君もすごい雨で滑ったという不運があるんだし…
 なんて言っても、なんの慰めにもならないのでやめます。
 でも、カペッロがこういうことを言ってくれたのはうれしいので書いておきました。


  1. 1994年のアメリカW杯決勝戦が有名。これでイタリアはブラジルに負けてしまった [back]
2008.05.29

モウリーニョ、ついにインテル監督に就任か

Wednesday’s gossip column(BBC)

Roberto Mancini’s agent claims the Italian has left Inter Milan amid reports that Jose Mourinho will take over the club. Mancini is one of the favourites to succeed Avram Grant at Stamford Bridge. (Press Association, 0433 BST)

 PAまでゴシップ合戦に参戦か。
 これによると、モウリーニョがインテルの監督に就任するためマンチーニがインテルを去ったと、マンチーニのエージェントが言ってるそうなんです。ほんまかいな。
 サンも同じこと書いてるみたいです。

 これもゴシップですけど、サンダランドはロイ・キーンがチェルシーに行くのを否定したそうです(苦笑)

 あ、インテルがらみの話はタイムスにも出てるわ。


Agent: Mourinho is new Inter manager(The Times)

 マンチーニは「こんな形でやめたくなかった」と言っているそうで…そりゃそうだわな。
 これがほんとなら、優勝したのにクビってほんとひどい。でも、欲しい時に売ってないものってあるのよね。買えるときが買い時なのかなあ…
 今日にも就任のアナウンスがあるそうで、エージェントとしては「マンチーニへのオファーは明日にでもあるんじゃないか」とのこと。

 あああ~~~インテルかああああ。
 最後の1秒まで信じたくないが。


Jose rules out Blues return(Sky)

 モウさん、チェルサポの希望的観測をあっさりきっぱり否定したそうな。
 よよよ…


Eriksson has agreed to become our next manager, claim Mexico(Mail)

 すべんはメキシコ代表の監督になるらしいですよ。ってまだシティを去っていないよね?

2008.05.28

アブラム・グラントと一緒に仮定法過去完了を勉強しよう

 最初に結論から書いておきますが、たらればの話は止めて欲しいっていうか。

Avram blast at Mourinho(The Sun)

 If Chelsea had played at the beginning of the season like they did at the end then they would definitely have been champions of England ahead of Man United.

 チェルシーがもしシーズンの初めから、後半で見せたようなプレイができていたら絶対に、漫遊を下してイングランドのチャンピオンになっていただろう。

 えーと英文法の「仮定法過去完了」の典型例ですね。
 通常の「もし~なら…」という場合の仮定法は「仮定法過去」。

現在の仮定「(今)~だったら(今)…だろう」(仮定法過去)
 If S 過去形, S would 原形.(If 過去, would )

 ですが、「過去の事実に反することを仮定・想像・願望する場合、つまりもう事実として変えようのないケースに関する仮定法は「仮定法過去完了」。

過去の仮定「(昔)~だったら(昔)…だったろう」(仮定法過去完了)
 If S had 過去分詞, S would have 過去分詞.(If had PP, would have PP)

 ということで、今回のケースは明らかに後者となります。
 分かりやすい例文です(笑)

 私が指揮を執った最後の3ヵ月間は、決して「boring(退屈な)チェルシー」とは呼ばれなかった。

 まあ、プレイを見てもらえる状態ではなかった時期もありました…

 チェルシーはどんなタイトルも取れないと思われていた。なぜなら、私が監督になった時、チームは5位で、CLではローゼンボリに引き分けていたからだ。それが、リーグでは2位になりCLでは決勝にいけるなど誰も想像しなかった。

 そうなんですけど、モウさんは「2位になるのは20位と同じ」と言ってるわけで、それが正しいかどうかはさておき、これでは反論になっていないんですよ。
 水掛け論はあんまり良くないですよね。お互いけなしあうのはやめましょう。


Hughes & Mancini on Chelsea list(BBC)

 今のところ有望だとみられているのがマンチーニ、フェリぽん、そしてマーク・ヒューズだそうです。
 スパーキーは忘れてたが(笑)、彼もチェルシー関係者。あとデシャンね。

2008.05.27

JTはキャプテンだ

Terry to lead England against USA(BBC)

 Mailの報道どおり、明日のイングランド対USAはテリー君がキャプテンマークを巻くそうです。本人もものすごく喜んでいるそうです。
 頑張れ、テリー君。

2008.05.27

Chants of the season

Chants of the season(BBC)

 訳してどれくらい面白さが伝わるか分からないのであえて訳さない。

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2008.05.27

コメントありがとうございました

 You know that we love you, JTのエントリに対して、たくさんのコメントありがとうございました。
 遅くなったのですが、せいいっぱいレスをつけさせてもらいました。

 こういうブログをやっていると、たまに「虚空に叫んでいるだけじゃないか?」と思うことがあるので、こういうふうな形でコメントをもらうと嬉しいというかほっとします。見てくれてる人はいるんだな~と…
 「コメントは書かないけどいつも見てます!」というメッセージをたまにいただきますし、いろんな読者がいることは認識しているつもりですけども。

 テリー君の手紙の翻訳についても、コメント以外で反響がありました。彼がすばらしい選手だということをもっと多くの人が分かってくれたとしたら、これ以上うれしいことはありません。
(ちなみに、mixiでは「ジョン・テリー」コミュニティの管理人もやっています。雇われ管理人ですけど)

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