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2009.11.30

Arsenal 0 – 3 Chelsea

 ご存知のとおり、後ろ向きなファンである私、「けが人が多いといったって腐ってもガナだし、それもアウェーだから、引き分けでも御の字だよ」と思って臨みました。
 結果から言うと、ずーっと守ってばかりでヒヤヒヤしどおしだったにも関わらず、少ないチャンスをしっかりものにし、かつヒヤヒヤしながらも相手にボールを回させながら要所要所でうまく守ってました。そして気づいたら勝ってました。
 スコアの上では「快勝」なんでしょうが、見ていた限りではすかっとする勝利という感じではなかったように思います。それでも、努力が実ったということは、言ってもいいんじゃないでしょうかね。

 ポゼッション見ると、結局は51:49でほとんど変わらず、そんなかったかなぁと思ったり。ガナが枠内3本、枠外3本に対してチェルシーは枠内5本、枠外2本でした。そのなかでog含めて3点は、決めるべき時に決めることができたかどうかが勝敗を分けてしまったということだと思います。


This is the stuff of champions(The Sun)

 俺たちほんとにうまくやってるよ。
 まあ、最初の25分は大変だったけどさ。でもよく耐えて、前を向いて攻撃した。中盤もフォワードもすばらしかった。
(ジョン・テリー)

 俺様、ラッキーだったのかもしれないな。
 ガナとやるのは好きなんだ。フランスにいた頃人気のあるチームだったから、俺もガナのことは応援してたんだぜ。
 でも、チェルシーに来てからは自分のチームのための仕事をしてるけどな。

 去年は優勝の可能性もあったがホームでもアウェーでもポイントを落としてしまった。特に、ビッグチームとの試合で勝てないことが多かった。
 でも今年はホームでまだ1ポイントも落としてない。これはすごい自信につながるよ。
(ドログバ)


Arsenal v Chelsea ratings(The Sun)

 なんと、ドログバ9点! チェフ、テリー君、アシュリー、ミケルが8点。
 …ミケルはもう少し落ち着きましょう。ルニ坊先生から学んで。


Thanks for firing up Ashley(The Sun)

 ランパード、ブーイングを浴びつついい働きをしたアシュリーについて。

 ブーイングをしたって何も変わらないよ。そんなことしたってしょうがないってことを、いつになったらみんな分かってくれるんだろうね。
 そんなことするより、一番いいのは、落ち着いて試合を見て、自分の好きなチームの応援だけに専念することだよ。ブーイングしたって、その選手は逆に奮起するだけさ。そしていいプレイをして、自分のチームが不利になるだけだよ。そんなことはどう考えても間違っている。
 アッシュはブーイングにどう対処するか知っていて、場数を踏んでる。かえってそれが彼のパフォーマンスを良くするんだ。
 彼は長い間、自分の優れている点を証明してきた。この2年くらいで、すっかり世界最高のレフトバックになったと思う。

2009.11.29

ジミー・ブラード、説教パフォーマンス

Phil: Bullard’s a comedy genius(The Sun)

 グラント体制になって初戦のポンピー対漫遊を見てたんですが、PKオンパレードのうえ途中から勝負ありになっちゃってつまらないのでマンシティ対ハルに変更。
 すると、1-0でマンシティが勝ってたところへこちらでもコロちゃんがPK献上。ハル大チャンス!
 蹴るのは、なんか黒いマフラー(?)して寒そうながらも動きは悪くないジミー・ブラードさん。
 …決めました!

 大喜びのブラードさん、なんとチームメイトを丸くなって座らせ、人差し指をつきつけながら熱弁を振るう演技…
 そう、例のブラウン監督の体育座り&説教パフォーマンスです!
 「これは前からやろうって考えてたんでしょうね~」と実況。
 この試合はこれがクライマックスでした。(マンシティ7連続引き分けとかいうことより)



すばらしいセレブレーションだったな。コメディというのは、タイミングが問題なんだ。ここがイーストランズじゃなくて、ハルのファンの前でなかったら、あんなに笑えなかっただろう。そういうのがすべて合わさって、完璧な笑いにつながったんだ。
実際あの時は、何が起こっているのか知らなかったんだ。中盤を5人に変えようと思って調整していた最中だったから、見てなくてね。試合が終わって控え室から出てきた時、分析担当のスタッフがラップトップでビデオを見せてくれて知ったんだ。もう笑ってしまって、感想もいえないくらいだったよ。
(フィル・ブラウン)

 確かにブラウンは、その直後後ろ向いてて何も反応してなかったので「あれ?」と思ったんですが、それどころじゃなかったんですね。
 こういうパフォーマンスはシャレがきいてて好きです。

2009.11.25

クディチーニ、松葉杖で歩けるように

PICTURED: Carlo Cudicini out on crutches as Spurs goalkeeper starts road to recovery after motorbike crash(Mail)

 カーロ、良かった…
 頑張って。

2009.11.22

Chelsea 4-0 Wolves

 らんちゃん、どろ、バラック、凸が欠場で代表戦の後だったということで、格下相手とはいえウィガン戦みたいにならなきゃいいが…と永井さんでなくとも心配してたんですが、5分以内に先制しちゃって緊張感がどっと緩み、その後もまったり気味ながらボコボコと入れてくれたので、すっかりのんびりして見てしまいました。
 期待通り、角田君・マティッチ・ボリーニと若手も見れましたし。得点はありませんでしたが、特に角田君はいいイメージを残してくれたと思います。

・テリー君は大丈夫みたいですな。Chelsea: Cech, Belletti, Alex, Terry, Ashley Cole, Essien, Mikel, Joe Cole, Malouda, Anelka, Kalou.
・カクターーー!! Subs: Hilario, Ivanovic, Zhirkov, Paulo Ferreira, Matic, Kakuta, Borini.
・倉敷&永井コンビです…
・みなさんちゃんと手拍子してますかー?
・やった○ーーーダ!! 4分デシタ。すばらしい、
・えええ----エシアン12分ゴール。何かものすごく簡単かつシンプルに決めました。2-0。酒用意。あ、もうコンビニで買えないのか…?
・カルーさんそれ決めようよ・・・・・・・・・・・
・えーーーーーーーーーエシアン。3-0。21分。
・これは、若手の出番がありそうですね! ワクワク
・そうだなー、今日はセットプレーの練習をさせていただこう。
・BBC「Who needs Lampard, Drogba, Ballack et al? (ランパードもドログバもバラックも要りません)」だって。
・角田見たいですね~。ボリーニ君にも期待だ。ってまだ30分にもなってませんが…
・さて今日はFK蹴るの誰なんだ? アレックスか。アレックス蹴りたいよな。でも確かにちょっと彼には近すぎた。ベレッチ上がってないけど、この人もミドル持ってるからな。と思ったら上がってみた。
・テリー君のクリアが余裕すぎる。その後のジョーさんのボールキープ力がすばらしい。
・チェフないす!
・へえ、ヒディンクがテクニカルダイレクターとしてチェルシーに戻ってくるって噂。ガーディアンより。http://bit.ly/6NxgF3
・前半終了。さて酒だ酒だ酒買ってこよ~。
・えっ、5本も打ってたっけウルブス。
・後半開始。永井さん、ウルフカットの話……若い人は知りません。
・わーーーーーーーじょおおおおおおおおおおおおおおおおお! カルーだったら吹かしていたな(w
・チェルシー4-0。ジョーさん久々ゴールです。
・おおお~~~~~~~~角田君!!! 全然日本人混じってない顔ですよね。ガエル・カクータ君。
・客席のらんちゃん。素敵(ポッ)
・うわーエシアンのシュートすごいや。キーパーよく弾いた。
・マルーダにかえてマティッチ投入。乙!
・おおお~アレックス粘った。やっぱカルーは軽い…
・ヘンリーであってアンリではありません。
・みんな優しい。ハットトリックのためにエシアンにFK蹴らせる。
・まだ20分くらいあるのか~。ヘネシーっていうと、コニャック…(ゴクリ)
・ひゅ~~焦った。テリー君カバー。読みが抜群だな~カピタン。
・おおっ、ついに来ますよボリーニ君! ガナに負けずに若いパワーを見せつけてもらいたいですね。と思ったら角田君思い切ったミドルを。
・あ~、SBのチェルサポは裏のサンダランド対ガナのスコアを聞いてるのね。それで反応した、と。
・チェルシーの若い子は、先輩が偉大すぎるので譲ってしまうのかな。ガナだと先輩はばんばんぱーしーとかセス君とかで、そのへんの兄ちゃんなので萎縮しようがないし(笑)
・はい終了~~~4-0。お疲れ様でした。
・急いで裏番組のサンダランド対ガナへ移動。追加タイム4分。なお、ファーギータイムは存在しますがベンゲルタイムは存在しません。
・ショッツオンはサンダランド様1本だけだったとは…

2009.11.20

レドナップ「病院のベッドに寝ていてさえ、クディチーニは映画スターのよう」

Carlo still looks like a film st(Sun)

 おじちゃんがクディチーニをお見舞いして、今の状況について書いてくれてます。

クディチーニは病院のベッドで骨盤を鉄のプレートで固定された状態で寝ている。しかし、彼の身体的、精神的な回復振りには驚いた。必ず彼は戻ってきてプレイするだろう。その自信があると本人も言っている。もっとずっと、ひどいことになる危険性だってあったのだ。
手首には包帯が巻かれ、足には何箇所か傷があるが、それ以外は特に何も異常はない。それに、彼のルックスは健在だ。カーロは本当にハンサムな男だ。本人にいってやったのだが、病院のベッドに寝てる状態でも彼は映画スターのようだ!
彼は12週間は松葉杖の生活になる。今季の復帰は無理だろう。初期の段階は家でリハビリすることになるだろう。彼はもう決してバイクには乗らないだろうな。なんでバイクなんか、とみんな言うが、私に言わせればそんなことを問うても何の意味もない。

2009.11.20

アンリ、「再試合がもっとも公正な手段」と認める

Henry admits replay would be fair(BBC)

 恥を感じてます。でも、僕にはどうすることもできないのです。
 あの試合の勝ち方については、もちろん恥ずかしいと感じていますし、W杯出場の資格があったアイルランドに対して本当に申し訳ないと思っています。僕にできることは、ハンドを認めることのほかにはあまりありません。アイルランドの選手には申し訳ないと思っています。
 確かに僕の手はボールに当たりました。でも僕はいかさま師ではありませんし、これまでチートをしたこともありません。あれは、込み合っていたペナルティエリアで非常に速いボールが飛んできた際に、本能的に反応してしまった結果です。
 サッカー選手には、テレビで見るリプレイのような、ボールのスピードを100倍に落とした上で意識的に判断する余裕などないのです。みなさんはスローモーションでそのときの映像を見ていますが、その瞬間のサッカー選手にはそんな余裕はないのです。
 もし実際のスピードで見たら、あれがとっさの反応だったことが分かってもらえると思うんです。それしかしようがありません。
 私はあの時、ボールを手でコントロールしていないと否定したことは一度もありません。そのことは試合が終わって、アイルランドの選手にもマスコミにも言いました。

2009.11.20

France 1-1 Rep of Ireland とその後の反応

 フランス対アイルランド、プレイオフのセカンドレグは、平日だったので生中継で見るつもりはありませんでした。が、後半の途中でなぜか目が覚めてしまいました。
 そこで、明らかなハンドを目撃してしまいました。

・シェイ抗議中。中国人実況も「ハンドじゃん」と笑ってる
・あり得ん。アイルランド、ぶっ倒せ。(アネルカのゴールでなければ問題なし)
・BBC「さっきのよりもっと疑惑の判定。2人もオフサイドの位置で、かつアンリの手は明らかにボールに触った。アイルランドは盗まれた。盗まれた」
・でも1点入れればアイルランドの勝ちなんだもんね。まだ時間はたっぷりある!
・中国人解説、リプレイ見てはまた笑ってる。これで決まったら、外交問題に発展するぞ…
・BBCのテキストライブは完全に、敢然とアイルランドを応援しています。「よし後半いくぞ。PK戦には持ち込まない。アイルランドは1点で勝てる」。BBCがここまで肩入れするのは珍しいこと。
・主審はスウェーデン人か… アイルランドとスウェーデン間の外交問題に…(こればっか)
・BBCではDaylight robbery(公然の泥棒行為)という言葉が…
・BBC「いまだにさっきのゴールが認められたことが信じられません。主審が自分のミスを自覚するのを待っています。もしくはアンリも認めるでしょうか?」
・BBCのアイルランドファン「ハンドだ!! アンリのずうずうしいハンド。これでアイルランドが負けたら、さっきのリプレイをプラティニにつきつけてやれ。これで、ビデオによるリプレイがサッカーの試合に導入されることになるだろう」
・BBCのテキスト、胸が痛い。
・こんな大切な試合の、大切なシーンで、大誤審なんて、あり得ない。
・BBCのファン書き込み「アイルランドは負けるべきじゃない。なんという面汚し。スーダンで再戦やれ」
・BBC「アネルカがハンド。20分遅いです!」

・試合終了。ありえん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アンリは、ハグして喜ぶ資格なし!!!!!
・あり得なさすぎロッベン。
・アネルカもマルーダもディアラもおめでとう。ほんとにおめでとう。でもアンリだけは許さない。
・ダンちゃんがアンリと一緒に座ってるのが信じられない。ダンちゃんは、なんていい人なんだ。デイミアン、唇かみしめてる。アネルカはあまり喜んでない(えらい。さすがお前はチェルシーだ)。
・BBC「アンリは満面の笑顔です。しかししだいに笑顔は消え、・・・・なんとリチャード・ダンの隣に座りました。そしてダンは…信じられないことに、彼のひざをぽんと叩きました」
・BBC「アイルランドの選手たちは打ちひしがれています。打ちひしがれています」

・すごい悲しくなってきた…自分てほんとにアイルランド好きだったんだなあ(そのわりに寝てたけど)。普通に負けたのなら「悔しい」だけですむけど、こんな負け方あり得んだろ。悔しい前に、怒りがくるもん。この怒りをどこへぶつけたら? こんな極東で。ああ歯がゆい。どうして? なぜこんなことに?
・そりゃ、これもサッカーです。分かってます。けど怒りはどうしようもない。
・BBC「アイルランドの選手は力を奮い起こして、ファンにありがとうを言っています。彼らのうち何人が、次のW杯へ出場する機会があるでしょう? そして彼らは、ずうずうしいハンドによってその機会を絶たれたのです」
・BBC「どう締めくくったらいいのか分かりません。私は中立です。どんな試合でも、格下チームがひっくり返すのを見るのは楽しいです。しかし一方では、ビッグチームをW杯で見たいとも思うのです。でも、今回はそういうんじゃありません。そういうのでは」
・BBCの書き込み「勝利を盗まれただぁ? ショッツはフランスの17に対してアイルランドはたった6だぜ。ずーっと守ってばかりのチームはサッカーしたとはいえない。アイルランドがやったのはそれだった。確かにあれは誤審さ。でもそんなの忘れろ」
・なんかものすごいいやなせりふを吐いてしまいそうなので、寝ることにします(ってもう30分しかないけど)。いやな言葉を使うと、自分に返ってくるからよくないよ。あんたが極東でこんなに悲しんだってしょうがないんだから、アイルランドに精一杯の拍手を送ってあげようよ…そして、チェルシーの選手がW杯に出られることを喜ぼう、そうだ、それがいい………………………………………

・BBCの書き込み「私は生まれてからずっとアーセナルのファンで、アンリの人となりや誠実さこそ彼の一番の資質だと思ってました。でも、私があこがれた選手への尊敬の気持ちの大半を今日、失いました」。でも、これもサッカーなんだよ。分かってる、分かってるよ。けどね…
・ムカムカしながら、ベッドでトモコレやってたら、ダフが「そっちの世界の私は元気ですか?」って聞くから、泣きそうになった。
・BBC「And just a quick note for video replays in football: I think I’m ready for you now.」(サッカーのビデオによるリプレイに向けて。私は準備ができました)…BBCのテキストライブ担当、キャロライン・チーズさんの怒りとやるせなさを感じるいいコメントだなあ。この人は、この間の(つまんない)日本対スコットランドも実況してくれてた人ですよ。
・もし逆の立場で、アイルランドがハンドの後のゴールで勝ったとしたらどうなってただろう。プラティニが激怒して、ビデオ導入が進んだだろうか。そして、アイルランドは全世界からcheatのそしりを受けて、誇りを失墜させただろうか。そんなことをしてまでアイルランドはW杯出場を喜んだだろうか?
・否、アイルランドはそんなことはしない。きっと国民からも非難が出たはずだ。ゴールは取り消されないだろうが、すっきりしない気持ちで南アに行くことになったはずだ。そんなことが、アイルランドに起きなくて良かったんだ。胸を張って、ダブリンに帰れるんだ。みんな、お疲れ様。よく頑張ったね。

・デイミアン・ダフ「世界が、今日起きたことを目撃しただろう。86年のマラドーナのような。あの滑稽な判定のせいで、僕たちはショックを受けている。みんなだ。今日はうちのほうがいいプレイをしていたのに。でも僕はアンリを責めない。審判は見ていたはずなんだから」 ごめん、ところどころ英語がわかんなくて。不正確かもしれません。 http://bit.ly/1IGOzd
・今回のことをイングランドのプレスが大騒ぎしているのは、もちろんアイリッシュ系の人もいるからだろうし、マラドーナのことがあるからイングランド人だって絶対に許せないんだと思う。(そして心のどこかで、マラドーナのことも非難している。いまだに)

・BBCのコラムニストのツイート。「アイルランドは文句いいすぎ、と主張する人へ。イングランドは1986年に起きたことに関して(いまだに)、マラドーナをぶちのめす機会を絶対に逃がしたりしない」…20年以上たっても、それほど怒っているのだ、ってこと。
・BBCに今回の件についての反応が出てるけど(笑えるものも)、リアルタイムでずーっと続いてる。「Le Hand of God」(神の手)アンリが再試合に応じるオッズは33倍、W杯でアンリが神の手ゴールを入れるオッズは125倍(なんだそれ^^;)http://bit.ly/NsylG
・BBCの書き込み。「サッカー選手が、引退直前に自分のキャリアに泥を塗るようなことをしてしまうケースが多いのはなぜなんだろね。ジダン、カントナ、マラドーナ…」
・マーク・ローレンソンは冷静。「アンリがいい奴だということはみんな知っている。だが、彼の名声は完全に傷つけられてしまった。彼はハンドだったと認めたが、今後あらゆる人たちから長いこと中傷されることになり、彼の評判は損なわれてしまうだろう。一生をこのまま生き続けなければならないのだ」
・リー・ディクソン「86年のマラドーナの神の手ゴールは、確信犯だった。だからあれをcheat(いかさま)と呼ぶのだ。アンリのあれがわざとなのだったら、アンリをマラドーナと同じだと、アンリらしくないと言ってもいい」…手に当たっただけならいかさまではない、ということですな。
・リー・ディクソン「アーセナルファンの多くが『アンリは地に落ちた』と言ってるようだ。あれは確かに不幸なことだった、が、彼は狂気の瞬間にあの位置にいたんだ。彼はこのハンドのことを長く記憶されることになるだろう。彼は真実すばらしい選手だったから、本当に悲しい」
・ガナファンより「アンリはいかさまなんかじゃない。いかさま師と呼びたきゃ呼ぶがいい、けど、自分に置き換えて考えてみろ。大きな成果のために自分のモラルを捨てなければいけない立場に立ったら、あんたならどうするんだ? その後で自分が悪かったと認められるか? アンリはそれをやったんだ」
・BBCの書き込み「マラドーナが『いかさま師』とレッテルを貼られて、気に病んでたと思うか? アンリだってそうだろ」
・FIFAのフェアプレー規定(そんなのあるんだ?)「チートをするのは簡単、だが何の喜びももたらさない。フェアプレーには勇気と人格が必要だ。フェアプレーをすれば、試合に負けても敬意という報いがある。チートは恥しか生まない。これはたかが試合なのだ。フェアな試合でなければ意味がない」…なんだか皮肉だ。
・再試合の可能性についての書き込み。「もし再試合が認められたら、今後判定に何か問題があるたびに再試合が要求されることになってしまう。馬鹿馬鹿しいことだ」「認められたら、86年の試合ももう1回やってほしいよ。おんなじメンバーでね!」
・BBCのコラムニスト、McNultyのツイート。「アンリは2001年のりばぽとのFAカップ決勝で、エンチョズのハンドで負けたことを思い出しているようだ。…ティエリ、悪いけどそんなこと言ったってアイルランドの慰めにはならない」
・ミラーは「Thierry, you will always be a magnificent player, but you will always be a cheat 」と。「築くのに15年、しかし失うにはナノ秒しかいらない」

・えーといろいろ現地の反応を訳してみましたが、個人的な感想は、「スウェーデン方面に核攻撃よ~い!」です。確かにアンリは頭にくるが、正確にはアンリのせいではない。審判の目が節穴だったことと、ビデオ判定をいまだに拒む体制側が罪人なのである。
誤審はあるが、あるからといって開き直っていいわけじゃない。核攻撃用意、はチェルシーの試合でもあったな…それも1度や2度じゃなかった…。
・アンリを責めないって言うダフは立派だと思うよ。やっぱりあたしらのダフだって思う。でも、この人たちだってチクショーと思ってるんだ。ロールモデルだから、言えないんだ。だから私たちが言ってあげてるところもある。

・BBCの書き込み「アイルランド人として、起こったことには断腸の思いだ。でも、もっと良いテクノロジーが導入されない限り、同じようなことが常に起こりえるんだ」。えらい! 落ち込んでるときにそんな一言はなかなかいえない。
・アイルランドファンとスタジアムで見ていたBBCの人「何か変だと私たちは思いました。スタジアムでリプレイはありませんでしたが、あんなに激しく選手たちが抗議しているので、何かが起きているのだと思いました。あんな紳士のシェイ・ギブンがあんなに激怒していたので、明らかでした。スタジアムから駅に向かうファンたちは’cheat, cheat, cheat’とずっと歌っていました。みんな試合を楽しんだようでしたが、彼らは本当に絶望して、うちひしがれていました」
・続き「行く先々でフランス人がすまなさそうな、恥じ入った表情で私たちを見ていました。ホテルの人、タクシー運転手、ウエイター…彼らはみんなW杯へいけることを喜んでいましたが、起きたことにはすまないと思っていました。彼らはやってきて、私たちと握手をして『恥を感じています』と言いました」

・元仏代表ジノーラ「とても恥ずかしい。今朝だけは仏代表を誇りに思えない。アイルランドはすばらしいプレイをした。FIFAが何のコメントも出していないのには驚く。全世界があのハンドを目撃したというのに。まさにこれは不公正だ。フランスは全メディア、全国民が再試合を要請すべきだ」…ジノーラさん、それはまあ言いすぎだと思いますが…
・BBCのMcNulftyのツイート「プラティニにコメントを出せという要請がたくさんきているようだ。たぶん彼は『いや、これはFIFAの管轄ですから!』と言ってるんじゃないか」

・BBC、放映権がどうのこうの言わずに、トラパットーニの記者会見を全世界に生中継すればいいのに…そして世界を味方につけたらいいのに。トラップは、あの星占い師よりはずっとreliableに見えるだろう。
・ガーディアンの記事。ダンちゃんとアンリ…http://bit.ly/1tWHM7
・たぶん日本で一番憤っているの私かな…(笑)

・トラパットーニ「再試合は不可能だとは知っている。FIFAには、エクストラタイムをなくしてほしい。ビデオ判定を導入して、もうこのようなことが二度とおきないようにしてほしい。なぜあの審判団を選んだのか説明してほしい。あのような大切なビッグマッチを裁く審判をどのように選ぶのかの規定を説明してほしい」

・BBCの書き込み「これまでたくさんサッカーをプレイしてきたけど、今回のチートで楽しみが台無しになった。これからはゴルフをするよ。ゴルフは、名誉こそがすべてだから」

・ああもうきりがない。でも気になる。トラップは「再試合はできないだろう」と言ってしまった。なのにFIFAが「いやいや、すいません変な審判選んじゃって、やらんといかんですよ再試合! やりましょう、いややらせてください!」といって来るはずがない。
・でもアイルランドサッカー協会は公式に抗議し、再試合を要求したそうだ。JFAだったらどうだろう?
・つか、トラップが「なんであんな審判を選んだのか責任者説明しろ」と言っているのは、もっともだと思う。再試合が認められないとしても、それは認められていい権利だ。ヴォケ。

・ハンドル「スーパー・サミール・ナスリ」さんの書き込み「身を引きちぎられそうだ。アンリは確かにチートをした、でも、試合を止めて『待ってくれ、今のはハンドです』と言わなかったからって彼を責めたりしない。だけど、彼はゴールの後で喜んでいた。それが俺はつらい。アンリは、自分のしたことを分かっていた。なのに、あんなふうにセレブレーションしてたんだ。俺はそういうの好きじゃない」 ガナファンも困っている…
・BBCのMcNulty記者のツイート「トラパットーニの会見は、彼の気持ちを考えれば控えめな内容だった。そしてこのことは言えるだろう。アイルランドへの不公正は、教訓を学ぶ機会をFIFAに与えたと」

・BBCの書き込み「それで? サッカーってのはこういうもんだってことか? 捕まるまでチートし続けろってか? こんなの受け入れろっての? こんなスポーツ、見る価値なんぞありゃしない」
・「ドメネクは、ふりだけでもいいから申し訳なかったというそぶりを見せろ」
・「いまだにW杯でのグロッソのダイブ事件から立ちなおってないオーストラリア人として、アイルランドには同情しています。大国と呼ばれる国の選手のチートはいつまで黙認され続けるんだろう?」
・「なんでフランスサッカー協会は、出てきて再試合を申し込まないんだ?」…そんな聖人のような人々はそういないです…
・アンリがCMに出演しているジレットは「審判の判断に対し弊社はコメントする立場にありません。また、アンリとの契約には何の影響もありません」と言ってるそうな。そりゃそうだな。
・この子たちに謝れ!! http://bit.ly/sbY87

・元仏大統領候補のフランソワ・バイル「理想の世界では、再試合が行われるべきだろう。私は試合を見たが、多くの人と同じようにあまり誇りには思えなかった。そして、なぜビデオ判定がないのかと思った。ラグビーではすでに導入していて、非常に効果をあげている」
・ベンゲル“All the stadium has seen the handball, but the referee hasn’t,” “This isn’t the French way and football should learn from this.“I have spoken to Titi after the game and he knows it was not correct but it is up to the referee also to stop the play. “In the end we qualified because of a referee’s mistake, the strength of a wrist and also the clumsiness of the Irish in front of their goal 
・Henry “I lost the FA Cup at Arsenal, when Stephane Henchoz handballed. Everybody saw it, but that’s normal.”

・スポニチは、アンリのハンドを「神の手」ならぬ「仏の手」と書いていた。神仏の「仏」とフランスの「仏」をかけているわけ。うまいな! 脱帽。
・トラップが「再戦は無理だと思う」とあえて言ったのは、「おいおい、監督があきらめてどーする!! あたしたちがバックアップするから!」と私が思ったように、世論を味方につけるためのポーズなのではないかと深読みしてしまう。
・アンリの台詞の訳し方に、悪意を感じないでもない。こういうニュアンスでは話していないと思う。 本人も認めた…アンリ“仏の手”Vアシスト(スポニチ)http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/11/20/07.html
・さっきまた今朝のスポーツ新聞を見て、必死の形相で審判に訴えているシェイ・ギブンと、駆け寄るデイミアン・ダフの写真に、涙が出そうに。この子らは普段、こういう顔する子らじゃない。この子らにこんな顔させた奴は許さん。こんな犠牲者がもう出んようにせんといけん、と思った。
・ビデオ判定は「流れを分断するからだめ」というなら100歩譲って納得もするが、なんか今の感じだと「俺(=主審)の判定は絶対のはず! なのにビデオが導入されて、覆ることになるのは嫌! 俺の沽券に関わるじゃんか」というだけで拒否してるような気がしていやなのです。
・もしビデオ判定が導入されてたら、あのゴールが取り消されていたかもしれない。間違いはあるんだから、すぐ改めればいいのに、今回も「100%ハンドじゃなかった」と審判は言ってたそうだ。それを押し通して、後でこんなに問題になるほうがおおごとじゃないの?
・スウェーデン人審判団が今どこでどうしているか、まったく報道は入っていないが、もしかしたら死の脅迫が来てるかもしれない。こういうことも、副作用として良くないことだ。

FIFA、アイルランドの再試合要請を却下 http://bit.ly/3Vr7ZB
・FIFA「試合結果に変更はなく、再試合も実施できない。規定にあるとおり、試合中の判定は審判によって下され、その判定は最終的なものである」http://bit.ly/3Vr7ZB


Anger on the airwaves in Dublin (BBC)

・Irish Cabinet Minister Dermot Ahern、”There was no justice last night in Paris.” ただし「サッカーファンとして言っているのであり、外交問題にするつもりはない」。「2005年のウズベキスタン対バーレーンで再試合が実施されており、前例はある」
・「あんなの、バレーボールでだって反則だ!」

・「もうフランスワインは飲まん!」「フランスパンも食べん!」「フレンチキスもせん!」てな声も…
 BBC「来年のW杯時、アイルランドは暑い夏のかわりに、ドイツワインを飲み、アイルランドパンを食べ、ほっぺたとほっぺたを合わせる夏が来るかもしれない」
・アイルランドのラジオ局では、カイザーチーフスの‘I Predict A Riot’ (私は暴動を予言する)をかけてたらしい。ハハハ。

 サッカーとは全然関係ないのですが、カイザーチーフスといえば”Everyday I Love You Less and Less“はおもしろい曲。会うたびにもっと好きになる(more and more)のではなく、どんどん好きじゃなくなる(less and less)という。


Cheat or paragon: how Thierry Henry could have handled it all so differently(Guardian)

2009.11.15

プレイオフをめぐって、アイルランドとフランスが険悪に!?

 [today's news from UK+]さんよりのネタです。

French and Irish fall out over ‘box’ incident(Irish Soccer Insider)

 W杯出場をめぐってプレイオフを戦うアイルランドとフランスの間で、外交問題が発生していることが、リーク文書により明らかになりました。
 文書の内容は下記のとおりです。

2009/10/20

拝啓

フランス大統領、ムシュー・ニコラ・サルコジの代理でこの文書を差し上げます。
W杯のプレイオフが二国間で行われることになり、大統領は非常に熱心に観戦を希望なさっていますので、大統領のためにVIPボックスを提供してくださるようお願いいたします。

在アイルランド フランス大使館
ジャック・ドゥ・モーリエ

2009/10/23

親愛なるモーリエ殿

クローク・パークでのボックスに関するお手紙をありがとうございます。サルコジ大統領が観戦を希望なさっていることを大変喜んでおり、歓迎したいと存じます。
VIPボックスにはいくつか選択肢がありますので、確認させていただきたいと存じます。サイズなどにご希望はおありでしょうか。

連絡将校
ビル・オレアリー

2009/10/26

親愛なるオレアリー殿

早速のご返信をありがとうございます。スタジアムのボックスにサイズの異なるものがあるとは存じませんでした。試合を楽しむのに、ボックスのサイズが影響するのでしょうか。

ジャック・ドゥ・モーリエ

2009/10/29

親愛なるモーリエ殿

観戦は、大統領がどのボックスをお選びになるかで確実に変わって参ります。選択肢は2つありまして、1つは高さ30センチ、これですと大統領はクローク・パークのピッチの大半を見渡すことが可能です。ただ、北西の部分は見づらいかもしれません。もう1つは高さ60センチですが、これですと大統領はピッチをひと目で見渡すことがおできになる一方、カメラマンにお姿が見えてしまうことになり、プライバシーの点で支障があるかもしれません。

この事項に関しましては最高機密とさせていただきますので、ご安心ください。

ビル・オレアリー

2009/11/02

親愛なるオレアリー殿

いくつかの誤解が存在するようです。われわれがお願いした大統領のための「VIPボックス」は、大統領が上に乗って観戦するための箱のことではありません。外国人メディアが大統領の小柄なご体型に関しておもしろおかしい論評をするだろうことは認識しておりますが、アイルランド政府の代表からこのようなコメントをされるとはまったく思いもよりませんでした。

ジャック・ドゥ・モーリエ

2009/11/5

親愛なるモーリエ殿

われわれと、クローク・パークのホスピタリティ委員会から心よりの謝罪をいたします。われわれには冗談を言う意図はありませんでしたし、これが純粋なる誤解からくるものであることをきっとご理解いただけると思います。もちろん大統領には、セキュリティ万全のVIP「エグゼクティブ」ボックスをご用意させていただきます。その上で、箱はその中に目立たぬように置かせていただきます

ビル・オレアリー

2009/11/9

サー、

われわれは公式にアイルランド首相を訪問する要請を受けましたが、アイルランド政府に関してわれわれへの敬意が感じられないことから、大統領はパリで観戦することを決断なさいました。今回の件に関しましては最高の外交レベルでの抗議をさせていただきますのでご安心ください。

ジャック・ドゥ・モーリエ


2009/11/12

上等でございます。あなたがたの国の代表選手が叩きのめされ真っ青になっているのを眺めるのを楽しみにしております。

ビル


 ・・・・・・・これはお遊びであり真実ではありませんので真に受けないでください!



 つまり、アイルランド側の考えていた「ボックス」とはこれのこと。
 フランス側が要請していたのはこれのことだったのですな。

 ちなみに、サルコジの身長についてwikiより

「ナポレオンより背が低い」と言われるほど、平均的なフランス人(男性の平均身長175.6cm)に比べて身長が低い(諸説あるが160cm台前半といわれ、いつも上げ底の靴を履いている)。そのため、フランスの有料チャンネルテレビ局Canal+の政治風刺人形劇『Les Guignols de l’info』の中では、シラク大統領(当時)人形がサルコジ人形を「スマーフ (Schtroumpf)」と呼んでいたこともあった。

 ギニョールは、フランス語が分かったら見てみたいと思う番組の1つです。

2009.11.13

チェフ、クディチーニのお見舞いに

CECH: CUDICINI DOING WELL (公式)

悲しいことだけど、生きていると不幸なできごとに出会うことはある。
昨日病院にお見舞いに行ったよ。彼は常に強い人で、怪我と戦っていた。今日手術の予定なんだ。
みんな、彼が早くよくなるように祈ってください。

2009.11.13

クディチーニが交通事故で病院へ搬送

Cudicini injured in crash(sky)

木曜の朝10時半、ロンドン東部のウォルサムストウのフォレスト・ロードで、BMWスーパーバイクに乗っていた際、フォード・フィエスタと衝突。骨盤骨折の可能性。
イースト・ロンドン・ホスピタルに搬送。クラブのドクターも病院に付き添っており、検査の結果を待っている。詳細が分かり次第、クラブの公式サイトで発表の予定。

Carlo, you’ll never walk alone!!!

続報:
スパーズ公式。クディチーニは手首を骨折、骨盤を損傷。病院で検査中。詳しくは分からないけど、命に別状がある感じではないよね?

Carlo Cudicini horror smash pictures: Spurs goalkeeper fights to save career after motorbike crash(Mail)

 衝突時の写真が入りました。
 どういう状況だったのでしょうか…

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